アイチューンズカードが「使えない」という問題に陥ってしまうとういのは意外にも沢山あるようです。
ちょっとした勘違いやミスなど、自分でどうにか解決できるものから完全に自己解決が難しいものまで・・・多岐に渡ります。
また、そもそものアイチューンズカードとしての用途ではない場合の「使えない」パターンなどについて確認していきましょう。
もくじ
アイチューンズカードは店舗では使えない
アイチューンズカードは全国のコンビニエンスストアや家電量販店・スーパーや書店など沢山の店舗にて販売が行われています。
なので、てっきり商品券のような使い方ができるのでは?と思っている方もいるかもしれませんが「店舗ではアイチューンズカードは使えない」というのが基本的な仕様です。
何処で購入したものであっても使い道は以下のように限定されています。
・音楽や映画のダウンロード(iTunes Store)
・電子書籍のダウンロード(Apple Books)
・スマホアプリの購入やゲーム内課金(App Store)
・Apple Musicの支払い
・iCloudストレージの支払い
・LINEコインの購入
上記のように、Apple関連のデジタルコンテンツなどに利用するとういのが主となっているので必然的にコンビニなどの店頭での商品購入には使えないのです。
手に入れたギフトカードのPINコードを自身のApple IDアカウントにチャージします。
そうしてギフト券の金額が加算された残高によってお手持ちのスマホやパソコンからオンラインにて支払いを行うというのが一般的な使い方となります。
欲しいものが無いという場合は以下の記事にて紹介しているように買取サイトにて現金化するという方法もあります。
現金に換えてしまえばショッピングなどの用途で使えないという問題は解決しますね。
アップルギフトカードでは店舗利用機能が追加
現在、アイチューンズカードに代わって新たに発行されているのが「アップルギフトカード」
こちらに関してはApple Store直営店での使用が可能となっています。
従って、以下のような使い道が追加された事になります。
・Apple製品やアクセサリーの購入
・修理、バッテリー交換の費用の支払い
これまでのアイチューンズカードでは購入できなかった「iPhone」や「iPad」などのデジタルデバイスの支払いに選択可能となり更に便利に進化を遂げました。
アイチューンズカードが使えない場合の原因
アイチューンズカードの基本的な使い道を理解した上で、それでも「使えない」という問題が発生しているという方に向けて原因を考えていきましょう。
使用済みである
アイチューンズカードは、本体ではなく記載されているコードに価値があります。
Appleアカウントに登録して利用するものなので、一見してそのコードが「使用前」か「使用済み」であるかどうかは区別がつきません。
なので、既に使用済みであるものを未使用のものと勘違いしてアカウントに登録しようとしている場合は使えないという事になってしまいます。
使用済みか調べる方法
Appleの公式サイトからは、お手持ちのギフトカードの残高を調べるサービスが利用できます。
これにて、自分のAppleアカウントにチャージする事無く中身を確認する事ができます。
※ただし、残高を調べる事ができるのは新しい「アップルギフトカード」のみとなっているので旧バージョンである「アイチューンズカード(App Store & iTunes ギフトカード)」は非対応です。
手順を見ていきましょう。
公式:ギフトカードの残高を調べる – Apple サポート (日本)
画面が表示されたら「こちら」をクリック(スマホ等の場合はタップ)。
自身のApple IDとパスワードを入力してログイン。
お持ちのギフトコードを入力して「残高の確認」
残高がある場合はこのように表示されます。
以上で完了です。
有効化されていない
コンビニなどの店頭で販売されているアイチューンズカードは「POSAカード」と呼ばれており、Amazonギフト券などもそれに該当します。
これらは購入時にレジにて処理を行う事で「有効化」されます。
なので、有効化されていない状態のコードを使おうとしても使えないのです。
万引きなどでの不正利用の防止に一役買っているシステムですが、仮に通常通り購入したのにも関わらず有効化されていない場合は購入した店舗に問い合わせましょう。
また、そのような状況を想定して購入時のレシートは貰っておくと良いです。
その店舗で購入したという証明ができない場合は保証の対象外となってしまう可能性が高いからです。
ギフトコードが不鮮明
アイチューンズカードには有効期限が無いので、数年・数十年が経過したとしても使えないという事はありません。
※Appleがギフト券に関する仕様を変更した場合はその限りではありません。
長く保管が効くギフト券ですが、その分だけ本体も経年劣化していきます。
特にカード裏面のシールを剥がしてコードがむき出しの状態になっている場合は、その経年劣化によって文字が不鮮明になってしまう恐れがあります。
そうした場合はスマホなどのカメラ機能で読み込みを行っても上手くいかない場合があります。
なので一文字ずつ手入力をするなどして登録を行ってください。
また、このような事態を避けるためにコード部分の写真を撮影しておいたりコード番号をスマホやパソコンに記録しておくのも手です。
海外バージョンのギフト券
アイチューンズカードは全国共通ではありません。
紙幣などと同様に国ごとに専用のものとなっており、海外で発行されているアイチューンズカードに関しては日本では使えません。
たまにインターネットのオンラインショッピングサイトで海外バージョンのギフト券が出品されている事があるので購入の際は注意しましょう。
見分け方は、本体の額面表示が「$」や「€」などの単位になっている事や発行元の国旗が印刷されているなどで判別できます。
アイチューンズカードが使えない場合の対応策
ギフト券の本体や使い方自体には特に問題がない筈なのにアイチューンズカードが使えないという事も考えられます。
そういった場合は焦らずに対処する事が先決となります。
暫くたってから再挑戦する
Apple側の不具合などが原因の場合は仕方がないので暫く待って問題が解決するのを祈るしかありません。
とはいえ流石の大企業ですので、そのような内部的なエラーは滅多に怒らないと考えて良いです。
仮にあったとしても復旧もすぐ行われると思いますので焦る必要はありません。
キャッシュのクリア・デバイスの再起動
利用するデバイス側の不具合が原因である場合も考えられます。
その際は一度キャッシュなどの履歴をクリアした状態で再度利用してみると良いでしょう。
他にも「デバイスの再起動」や「通信環境の切り替え」などでも解決する可能性があります。
中古のギフト券は無効になる可能性あり
インターネット上では不要なアイチューンズカードを出品して、それを購入できる場所があります。
「ヤフオク」や「ギフト券売買サイト」などがそれに該当します。
額面よりも安く手に入れる事ができるのでメリットはあるのですが、そこにはギフト券の「無効化」というリスクも孕んでいます。
詐欺などで不正に手に入れたギフト券を利用できないようにApple側は特定のコードを遠隔で無効化する事が出来ます。
それ以外の理由でも無効化される可能性はありますし、アイチューンズカードを個人的に売買する事は規約上認められていません。
無効化されたものに関しては当然ながら使えません。
アイチューンズカードに関するサポートを受ける
自分だけでは解決できないと判断した場合は、専門のサポートセンターへ問い合わせましょう。
得に詐欺被害などに遭われた場合はこちらから報告を行います。
公式:Apple サポート
お問い合わせ方法は「チャット」「電話」「メール」の3つの方法から選ぶ事ができます。
※上部の「記事」からは、よくあるトラブルの事例と解決策などの情報を見る事ができるので問い合わせの前に確認しておくと良いでしょう。
アイチューンズカードが使えない!まとめ
何かと便利なアイチューンズカードですが、その性質上「使えない」という問題が発生しやすいとも言えます。
一般的な商品券と違って、使い方や使い道などが多少複雑なのでIT知識に疎い高齢者の方などは特に躓きがちです。
一度覚えてしまえば以降は簡単に活用する事ができるものですし、使えない場合でも解決できる可能性は非常に高いので心配する事はありません。
どうしても自分には使いこなせないという場合は弊社「ギフトチェンジ」にて現金に換えてしまうというのもお勧めです。