Appleギフトカード買取詐欺の手口と対策
詐欺の仕組み・被害例
Appleギフトカード買取詐欺とは、ギフト券を買取するフリをして、コード・金銭・個人情報を騙し取る犯罪行為です。
近年、Appleギフトカード買取詐欺の被害が急増しています。
なぜなら、Appleギフトカードはコード番号を簡単に送信できる仕組みなので、詐欺に悪用しやすいからです。
Appleギフトカード詐欺が多い理由
- 被害者からオンラインで簡単にコード番号を騙し取れる
- 騙し取ったコードを、すぐ換金・利用できる
- 騙し取られたコードの追跡がむずかしい
- 銀行振込のように取引記録が残らず、犯人の特定が困難
国民生活センターによると、ギフトカードを利用した詐欺の被害件数は増加傾向にあります。
警察庁の調査情報でも、2025年11月の電子マネー詐欺全体における、Appleギフトカードの詐欺被害は件数・被害額ともに93%で1番多いです。
とくに「高額買取を謳う悪質サイトでコード番号を伝えたのに入金されない」というケースが多発しています。
数万円〜数十万円の被害を受けた人や、個人情報を悪用されるケースも報告されているので注意しましょう。
参照:国民生活センター「電子ギフト券の買い取りサイト。利用しても大丈夫?」
参照:朝日新聞「サポート詐欺など電子マネー詐取急増 被害の9割がアップルカード」
買取詐欺の手口
Appleギフトカード買取詐欺の手口は、以下のとおりです。
Appleギフトカード買取詐欺の手口
- 偽サイト・悪質業者による詐欺
- SNS・個人間取引での詐欺
- フィッシング・なりすまし詐欺
偽サイト・悪質業者による詐欺
詐欺サイトには、虚偽の運営会社の情報が掲載されています。
詐欺サイトの特徴
- 法人番号の記載がない
- 古物商許可の記載がない
- 虚偽の住所・電話番号が記載されている
買取を申込むと、ギフト券の番号を送信するように要求されます。
Appleギフトカードのコードを送信すると音信不通となり、入金は一切おこなわれません。
買取率が相場より極端に高いサイトは、詐欺の危険性が高いため要注意です。
SNS・個人間取引での詐欺
X・Instagram・フリマアプリなどで「Appleギフトカード高額買取する」という詐欺手口です。
安全性の低いツールで、先にAppleギフトカードのコード番号を要求してきます。
Appleギフトカード番号を送信すると「システムエラー」などの言い訳をおこないます。
そして、買取予定より大幅に低い金額が送金されるか、1円も振込せずに逃げます。
犯人はアカウントを削除するので、被害金額の返金はむずかしいです。
フィッシング・なりすまし詐欺
Apple公式や買取業者を装ったメールやSMSで偽サイトに誘導して、Appleギフトカードのコードを入力させる手口です。
送信元アドレス・URLが公式サイトと微妙に異なり「アカウント停止」「緊急対応が必要」など焦らせる文言が特徴です。
本物そっくりの偽サイトでコード番号を入力させて「確認中」と表示している間に情報を盗み、被害に気付いた頃には既にカードが使用済みとなるケースが多くあります。
フィッシング・なりすまし詐欺の特徴は、以下の2点です。
フィッシング・なりすまし詐欺の手口
- 急かす言葉で冷静な判断を妨げる
- 先にコード番号の送信を要求する
怪しいと感じたら即座に取引をやめて、古物商許可番号が明記された正規の買取サイトのみを利用しましょう。
詐欺サイトの見分け方・特徴
Appleギフトカード買取における、詐欺サイトの見分け方は以下のとおりです。
詐欺サイトの見分け方・特徴
- 会社情報が怪しい
- 古物商許可の記載がない
- SNSでの取引を強要
会社情報が怪しい
詐欺サイトの特徴として、運営会社の情報が怪しい・不明瞭です。
なぜなら、Appleギフトカード詐欺の被害届を出された際に、犯人の痕跡を残さないようにするためです。
詐欺サイトの特徴
- 法人番号の記載がない
- 古物商許可の記載がない
- 所在地が架空の住所
- 連絡先が携帯電話のみ
- 問合せ先がフリーメール
安全な買取サイトは、運営会社の名前・代表者名などを明記しています。
安全な買取サイトの特徴
- 会社名の記載がある
- 法人番号の記載がある
- 所在地が実在する住所
- 電話番号が固定回線
- 古物商許可の記載がある
ただし、虚偽の会社名・住所・法人番号を記載している詐欺サイトも多いです。
インターネットで運営会社について検索して「記載されている情報が本当か?」を確認しましょう。
古物商許可の記載がない
古物商許可番号の記載がない場合、詐欺サイトの可能性が高いです。
なぜなら、正規の買取サイトは古物営業法という法律にもとづいて、古物商許可を取得する義務があるからです。
そのため、安全な買取サイトのTOPページ・会社概要には、古物商許可の番号が明記されています。
ギフトチェンジは「東京都公安委員会 第305502417799号」の古物商許可を取得している、安全な買取サイトです。
東京都公安委員会の認可を得た正規の買取サイトなので、安心してご利用ください。
参照:e-gov「古物営業法」
SNSでの取引を強要
SNS上でしか取引をおこなわない業者は、詐欺の可能性が高いです。
なぜなら、SNSアカウントは簡単に削除できるので、詐欺の被害届を出されても、証拠が残りづらいからです。
安全な買取サイトの場合、公式サイトの申込みフォーム・メールアドレス・固定電話といった連絡手段を用意しています。
SNS上のみでのやりとりを要求してくる場合、すぐに取引を中止してください。
詐欺にあった時の対処法
Appleギフトカード詐欺被害にあった場合、以下の相談先に連絡しましょう。
詐欺にあった時の対処法
- Appleサポートに連絡
- 警察へ被害届を提出
- 消費者ホットラインに相談
- クレジットカード会社に連絡
上記に相談すれば、Appleギフトカードの利用停止・返金が受けられる可能性があるので、詐欺被害を最小限に抑えられます。
Appleサポートに連絡
Appleサポートへ連絡して、Appleギフトカードの無効化や残高の凍結を依頼しましょう。
Appleサポートへの連絡は、公式サイトまたは電話でおこなえます。
Appleサポートでは、以下の内容を伝えてください。
Appleサポートへ伝える内容
- Appleギフトカードの購入日時
- コード番号・額面(わかる範囲)
- 詐欺被害・手口の詳細
ケースによっては、Appleギフトカードの返金対応をしてもらえる可能性があります。
警察で被害届を提出
警察に電話した後、最寄りの警察署で詐欺被害の被害届を提出しましょう。
Appleギフトカード詐欺の場合、まずは「警察相談専用電話」に電話します。
すると、最寄りの警察署へ案内されるので、直接出向いて被害届を作成・提出します。
警察署での被害届の作成・提出は、24時間365日いつでもおこなえます。
Appleギフトカード詐欺の被害届を提出する際は、以下の証拠資料を持参するとよいです。
詐欺被害の証拠資料
- 詐欺サイトのURL・アカウント
- 詐欺サイトのスクリーンショット
- LINE・DMなどの会話記録
- コード番号を送信した日時
- Appleギフトカードの購入履歴
警察官に被害届の提出を渋られる場合もあるので、証拠資料を集めることが大切です。
他機関への相談時にも必要なので、警察での被害届の受理番号は保管しておきましょう。
消費者ホットラインに相談
消費者ホットラインに連絡すると、Appleギフトカード詐欺被害へのアドバイスがもらえます。
消費者ホットラインでは、最寄りの消費生活センターへ案内されます。
消費生活センターでは、専門の相談員が返金請求の方法・今後取るべき対応などの情報を教えてくれます。
Appleサポート・警察などへの連携や、弁護士の紹介といったサポートを受けることも可能です。
クレジットカード会社に連絡
クレジットカードで購入したAppleギフトカードが詐欺被害にあった場合、カード会社に連絡すれば支払いを取消しできる可能性があります。
どの国際ブランドのクレジットカードも、支払い取消しの申請がおこなえるのは取引日から原則120日以内です。
Appleギフトカード詐欺被害に気づいたら、すぐクレジットカード会社へ連絡して不正利用の報告をしましょう。
ただし、クレジットカードの支払い取消しが認められないケースもあります。
クレジットカードの支払い取消しが認められる可能性を上げるには、警察の被害届受理番号・詐欺の証拠資料などを用意・提出しましょう。
詐欺被害の返金について
Appleギフトカード詐欺被害にあった場合、返金対応は難しいです。
なぜなら、Appleギフトカードは送付した時点ですぐ利用可能で、犯人や用途などの追跡が困難だからです。
そもそも、Apple公式は詐欺被害に関係なく、Appleギフトカードの返金対応を原則おこなっていません。
加えて、Apple公式の利用規約には、Appleギフトカードは現金化・返金・再販ができない旨も明記されています。
よって、Appleギフトカードのコード番号を第三者に教えた場合の責任は、購入者にあると判断されるのです。
例外として、以下の場合はAppleギフトカードの返金が認められる可能性があります。
詐欺被害で返金されるケース
- クレジットカードでAppleギフトカードを購入した場合
- Appleギフトカードが不正利用される前にAppleに連絡した場合
- 警察への被害届を速やかに提出して詐欺の証拠がある場合
Appleギフトカード詐欺は早く対応するほど、返金される可能性が高いです。
詐欺被害に気づいたら、すぐにApple公式・クレジットカード会社・警察などへ相談しましょう。
参照:Apple「Apple Gift Cardおよびコード、Appleアカウント残高、およびコンテンツコード利用規約」
参照:Apple「Apple Gift Card – Apple(日本)」
まとめ
Appleギフトカード買取詐欺の被害を防ぐには、安全な買取サイトのみを利用しましょう。
安全なAppleギフトカード買取サイトの見分け方は、以下のとおりです。
Appleギフトカード買取サイトの見分け方
- 運営会社の古物商許可を確認
- 運営会社の法人番号を確認
反対に、以下のようなケースはAppleギフトカード買取詐欺の可能性が高いです。
Appleギフトカード買取詐欺の特徴
- 高額買取をうたう悪質サイト
- 運営会社が身元不明の買取サイト
- LINEやSNSでの個人間取引
Appleギフトカード買取詐欺の被害は、近年で急増しています。
少しでも怪しいと感じたら、すぐに取引を中止しましょう。
参照:日本経済新聞「電子ギフト詐欺、9割はApple悪用 警察庁が対策要請」
参照:読売新聞オンライン「「アップルギフトカード」購入させる特殊詐欺急増…電子マネー絡む被害の92%」