覚えがないAmazonギフト券に関するトラブル事例!放っておくと危険?

2022-06-12 記事一覧

近年、「覚えがない」Amazonギフト券に関する疑問やトラブルについての事例が多く見られるようになりました。

 

注文した覚えがないのにAmazonギフト券が注文した商品の中に入っていた(送られてきた)、または勝手にギフト券残高が増えたり減ったりする状況があると非常に不安ですよね。

 

架空請求などの被害なども併せて総合的に備えておく必要があります。

 

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購入した覚えがないAmazonギフト券が入ってた

アマゾンで普通の商品を購入した際にamazonギフト券が入ってたという場合があるという噂を耳にする事があります。

 

買い物した覚えがないのにamazonギフト券が配送されてきたとしたら…ちょっと怖いですよね。

 

その際に考えられる原因や対応策は幾つか存在します。

送りつけ商法

送りつけ商法とは、購入者が注文していない商品を勝手に送りつけた後に返品などの対処がない場合には購入したものとみなし代金を徴収するというものです。

 

基本的にはamazonギフト券よりも健康食品や最近ではマスクなどが一方的に送りつけられて、購入者は「おまけでプレゼントされているのかも?」と勘違いして使用してしまい最終的には代金を要求されるという事例が多いです。

 

そんな送りつけ商法に対して令和3年7月6日より消費者庁は特定商取引に関する新たな規定を導入しました。

 

これにより購入した覚えがない商品に関してお客様側が「直ちに処分しても良い」とし、購入元の事業者からの請求および返品にも応じる必要はないとしました。

 

※万が一、すでに商品代金を支払ってしまったという場合は消費者ホットライン(188)にご相談下さいとのアナウンスがなされています。

 

よって、注文した覚えがないamazonギフト券が送りつけられたとしても支払いの義務はなく、使用するか処分するかの選択も購入者の自由となります。

 

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アマギフ当選カード

一見amazonギフト券のように見えたとしても、実はそれはamazonギフト券の「当選カード」と呼ばれるものである場合があります。

 

当選カードとは、「商品の購入者に向けてamazonギフト券をプレゼントします!」というような文言が書かれたメッセージカードのようなものです。(※抽選の場合もあり)

 

ただし、実際にそのamazonギフト券を貰う(抽選に参加する)には「購入した商品にレビューをつける」作業が必要となります。

 

レビュー後、事業者宛のEメールアドレスやLINEアカウント宛に購入者の氏名・住所・アマゾンアカウントの名前・レビューした画面のスクショなどを送るという手続きまでの流れが一般的です。

 

場合によってはレビューをする際に「☆4以上で」「悪い内容はプレゼント対象外」と指定される場合もあり、こういった所謂“サクラレビュー”はアマゾンの規約違反となります。

 

よって、そのような違反行為をしたアカウントはペナルティとして「レビューの停止」更には「アカウント停止」という措置を受けてしまう可能性があるのです。

 

これは事業者だけでなくサクラレビューをした購入者も例外ではないので、目先のamazonギフト券につられてしまうのは少々リスクがあるという事です。

 

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覚えがないAmazonギフト券の購入や使用歴がある

ある日、自身のアマゾンアカウントのギフト券残高を確認したら「使った覚えがないのに減っている」もしくは「チャージした覚えがないのに増えている」という事に気付く時があります。

 

果たして本当にそのような事があるのでしょうか?

 

それぞれ考えられる原因はたしかに存在します。

オートチャージを設定している

amazonギフト券のチャージタイプには「オートチャージ」という機能があります。

 

これはその名の通り、何かしらのタイミングで設定した金額分のamazonギフト券が自動的に購入されアカウントにチャージされるというものです。

 

オートチャージの種類には2種類あります。

 

定期的にオートチャージ 指定する頻度(毎日、毎週、2週間ごと、毎月)で自動購入およびチャージ
残高に応じてオートチャージ ギフト残高が指定の金額を下回った時点で自動購入およびチャージ

 

このように、オートチャージ設定を一度でも利用した場合はその設定が引き継がれますので止めたい場合は設定を解除する必要があります。

 

オートチャージは、チャージタイプのamazonギフト券の商品画面にて「オートチャージ」という項目からアクセスできます。

 

オートチャージ

プライム会費の支払いに設定している

ギフト残高が減っているという場合に最も考えられるのがアマゾンプライムの支払いに使われている可能性です。

 

一度でもamazonギフト券でプライム会費の支払いをした場合は、その設定が次回以降も引き継がれます。

 

仮にクレジットカード決済が支払い方法に設定されていたとしても、残高にamazonギフト券がある場合は優先的に利用されます。

 

プライム会費の支払いはアマゾンの注文履歴には表示されないので「何故か減っている」という勘違いが起こりがちです。

 

支払い方法の設定・変更はアマゾンの「アカウント&リスト」>「プライム」>「会員資格更新日」から「支払い方法を変更」にて行うことができます。

 

プライムの会費支払い方法の確認と変更

ギフト券をロック・無効化された

amazonギフト券がロック・無効化された場合は残高に登録前・後に拘わらず利用する事ができなくなります。

 

ロック・無効化される原因は様々ですが、代表的なのは以下の2種類です。

 

  • 詐欺で手に入れたと思しきamazonギフト券
  • 中古で販売・入手したamazonギフト券

 

正規で購入したにも拘わらずロックをかけられた場合は購入時の証明(レシートや購入完了メールなど)をアマゾンのヘルプから「カスタマーサービス」にて提示すれば復活する可能性があります。

 

中古ギフト券として扱われてたamazonギフト券に関してはアマゾン側に発覚した時点で没収となるので復活するのはほぼ不可能です。

 

また、アマゾンの規約違反を繰り返したアカウント停止になった場合はその時点で残っていたamazonギフト券やポイントなどは全て使えなくなります。

 

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覚えのない架空請求に注意

「有料サイトの利用料金」や「アプリやコンテンツの利用料」などの名目で不当に金銭を騙し取る特殊詐欺の被害が日本でも相次いでいます。

 

中にはアマゾンや携帯会社などを名乗った「なりすますし」による手口も増えており、メールや電話・携帯電話のショートメッセージなどから悪質な請求を行います。

 

その際に、騙し取るのは現金ではなくamazonギフト券やiTunesカードのようなデジタルギフト券というパターンも見られます。

 

これは現金による振り込みだと口座情報などから身元がバレてしまうのに対して、デジタルギフト券であれば購入したギフトコードの写真をLINEなどで送ってもらうだけで受け取ることができるという匿名性があるからです。

 

アマゾンは勿論の事、一般の事業者が販売した商品やサービスの支払い方法としてamazonギフト券を要求するというのは有り得ないので、そのような場面に出くわしても絶対にギフトコードは送らないようにしましょう。

 

無視しても執拗に連絡が来たり、なにか不安に感じることがあったり、既に被害に遭ってしまったという方は以下のような機関に相談をして対策を煽りましょう。

  • 警察庁振り込み詐欺対策HP (https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki31/1_hurikome.htm)

 

  • 国民生活センター:全国の消費生活センター (http://www.kokusen.go.jp/map/)

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アカウント乗っ取りの可能性

覚えのない商品が注文されていた…という場合は自身のアカウントが第三者によってログインされているという事が考えられます。

 

昨今ではSNSなどの「乗っ取り被害」が頻繁に聞かれますが、アマゾンアカウントに関しても例外ではありません。

 

アマゾンアカウントは、「メールアドレス」と「パスワード」によって守られています。

 

しかし、メールアドレスに関してはさほどセキュリティ効果はないので実質パスワードのみがアカウントセキュリティの一端を担っていると言えます。

 

そんな中「簡単なパスワードに設定している・あらゆるサイトで同一のパスワードを使いまわしている」という方はしっかり改めるようにしましょう。

 

また、公共のパソコンや共有のパソコンなどからアマゾンにログインした場合はその情報が残ってしまう場合があります。

 

セキュリティを強固なものにする為には「2段階認証」というものを設定するのがオススメです。

 

2段階認証を有効にすれば、アマゾンのログイン時に「メールアドレス」と「パスワード」だけでなく紐づけした携帯電話に送信されるワンタイムパスワードを入力してログインできるようになるのでセキュリティ性が格段にアップします。

 

2段階認証はアカウント&リストの「ログインとセキュリティ」から「2段階認証の設定」という項目があるので、そちらから設定が行なえます。

 

2段階認証の設定

 

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覚えがないAmazonギフト券について!まとめ

見に覚えがないamazonギフト券についてのトラブルや詐欺の事例に悩んでいる人向けに様々な事例と改善案をご紹介しました。

 

オートチャージやプライムの会費の支払いにamazonギフト券が設定しているなどをウッカリ忘れていたという場合であれば良いですが、そうではない事も多々あります。

 

一時期多発した「送りつけ商法」は現在では法改正がされたので、一方的に送られてきた商品に対しての支払義務や返品義務は発生しません。

 

アマゾンレビューの対価としてamazonギフト券が貰えるという「当選カード」を使った行為は事業者・レビュー投稿者それぞれアマゾンの規約違反となりペナルティを受ける可能性が充分あります。

 

架空請求によって、その架空の料金をamazonギフト券で支払いさせようとする件に関しては無視をして関わらない・もしくは然るべき機関に相談しましょう。

 

最後に、アマゾンアカウントへの不正ログインおよび乗っ取り被害を防ぐためには幾つかの対処法がありますが、その中でも「2段階認証」に関しては全ての方に設定を推奨します。

 

そうすれば仮にパスワードがバレてしまったとしてもアカウントへの侵入を高い確率で防ぐ事ができます。

 

その際には利用者の携帯電話にワンタイムパスワードが送られてきます。

 

自分がアマゾンにログインしようとしていない時にワンタイムパスワードが送られてきた場合は誰かが不正にログインしようとしている大変危険な状態ですので、いますぐログイン用のメールアドレス・パスワードの変更を行いましょう。

 

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