Amazonギフト券はヤフオクで出品(転売)をおよび購入(落札)が可能です。
なぜヤフオクではこのように中古のAmazonギフト券のやりとりが頻繁に行われているのでしょうか?
その際に考えられるメリットおよびデメリットなども見ていきましょう。
お得にギフト券を現金化・入手したい方にとっては是非チェックしておきたい内容となっております。
もくじ
ヤフオクでAmazonギフト券が売買される理由
メルカリなどのフリマアプリと違ってヤフオクではamazonギフト券などのデジタルギフト券の出品および落札が可能となっています。
※ヤフオクの利用時は個人のYahooアカウントにてログインしてから利用します。
中古の商品券などは基本的にインターネットでは購入できないというイメージがありますが、ヤフオクを利用する事で可能となります。
なぜヤフオクだけamazonギフト券の取引ができるのかという事はさておき、今現在もそのような売買が頻繁に行われている理由とは一体何なのでしょうか?
出品者側
出品者側がamazonギフト券をヤフオクで売る理由としては、まずは「現金化」が考えられます。
amazonギフト券は非常に換金性が高いもので、多少の変動はあれどおよそ80~90%の換金が可能です。
ヤフオクにいたっては更に高く95%以上の値段で落札される事もあり、それがオークション形式の利点と言えるでしょう。
貰ったamazonギフト券は勿論、クレジットカードで購入したものを売って現金を手に入れるという目的でも利用されます。
もう1つの理由としては、amazonギフト券には有効期限があります。
いつ切れるかもしれないamazonギフト券を持っているくらいなら現金に変えてしまいたいという方もいるでしょう。
特殊な例としては、出品者のアカウントは取引の実績数が表示され誰でも確認できるようになっています。
「多くの取引をしている=安心」というイメージがあり、それが評価にも繋がるので出来るだけ多くの取引を出品者アカウントは行いたいものです。
そこで、amazonギフト券を沢山出品して取引数を稼ぐというわけです。
その際は15円や100円、500円分など少額のものを利用する事でコストを抑え多くの取引ができるようにしている傾向があります。
コードのみの場合は送料がかからないのもポイントです。
購入者側
購入者側がヤフオクでamazonギフト券を購入する唯一にして最大のメリットは何と言っても安く手に入れる事ができるという点です。
基本的にamazonギフト券は割引販売されません。
有効期限はamazonギフト券が有効となる購入日(発行日)から始まるようになっているので価値が下がらないのです。
しかしヤフオクの場合、出品されているamazonギフト券の額面より安い値段で落札されるのでオトクです。
即決価格が設定されていたとしても額面よりは安いでしょう。
ゲームやアニメなどとコラボした特別仕様のamazonギフト券などに限っては額面より高い値段で落札される事がありますが、そういったものは滅多にありません。
例え安く手に入れたとしても例えば10,000円分のamazonギフト券として出品されていたものに関しては10,000円分としてアマゾンアカウントにチャージして利用できます。
更にヤフオクならではのメリットして、amazonギフト券の購入時にTポイントが使えるという事です。
ファミリーマートではamazonギフト券の購入時にTポイントは使えませんので、ヤフオクが唯一の方法となります。
その場合はクレジットカード払いを最低1円でも併用する必要があるので、Tポイントだけの支払いはできないという点だけ注意。
それでも貯まったTポイントでほぼ無料でamazonギフト券が手に入るのは嬉しいですよね。
ヤフオクでアマギフを売買するデメリット
逆にヤフオクでamazonギフト券を売買するデメリットについても考えておきましょう。
こちらも非常に重要となりますので利用を考えている方もまずは御覧ください。
必ず希望の額面・落札価格になるとは限らない
ヤフオクはオークション形式で出品される商品を購入希望者が落札して、最終的な落札金額が高い人がその値段での購入ができるというものです。
よって、出品されるamazonギフト券の額面はその時々で変わってくるので必ず希望の額面のamazonギフト券が見つかるという事ではありません。
出品数は平均して数百点にも及ぶので定番の額面であれば手に入る可能性は高いです。
落札価格に関しても他の落札希望者と入札の競り合いになりますので、熱くなりすぎて思っていたよりも高額で落札してしまったという事もヤフオクではありがちですし、逆に相手が最高落札者となった場合は購入する事はできません。
これは出品者側にも言えることで、このような競り合いが起きなかった場合は想定よりも安く落札されてしまうという事もあります。
落札者自体がいなかったら当然売りげも0ですので、すぐにamazonギフト券を換金したいという場合にはデメリットとなるでしょう。
出品トラブルに遭遇する可能性
amazonギフト券の売買に関しては頻繁にトラブルが起こりがちです。
落札したamazonギフト券が使えなかった、既に使用済みだったというような問題が発生した場合などは出品者に問い合わせる事となります。
しかし、販売者側から「そのような状態のamazonギフト券は送っていません」と言われてしまった場合は解決が難しくなり非常に長引く事になるでしょう。
というのも、実際にギフト券のエラーなどがあったとしても「どのタイミングで使えなくなった・使われてしまったのか」などを証明する事はできないので双方の水掛け論となってしまうという訳です。
そういったトラブルや被害者を出さない為に、商品説明欄に「落札後のキャンセル・返金はお受けできません」と表記する出品者が多くなっています。
ギフト券のロック・無効化の可能性
基本的にアマゾンではamazonギフト券を中古品としとて転売する行為は認めておらず、そのようなギフト券に対しては発見し次第「ロック」および「無効化」するという対処をとっています。
※既にアカウントに登録されている残りのギフト券は以降も利用可能です。
どちらの場合もamazonギフト券が使えなくなる(登録前の場合は登録ができなくなる)のですが、それぞれ対象が異なります。
ギフト券の状態 | 対象 | 復活の可能性 |
---|---|---|
ロック | 詐欺などで手に入れたと思われる特定のamazonギフト券に対してロックを行う | 購入証明(レシート、アマゾンからの購入確認メール)などの提示で復活の可能性あり |
無効化 | 中古売買が行われたギフト券に対して無効化を行う | 無効化した後にアマゾンから連絡ありますが復活は負荷。 |
特にヤフオクで売買されるamazonギフト券に関しては入手元が分からないという事もあり、上記のどちらの可能性もあると言えます。
アマゾンから正規に購入したものであれば、それをヤフオクで購入してもアマゾンに転売である事はバレにくいかとは思われます。
コンビニなどの店舗で手に入る「カードタイプ」の場合も裏の目隠しシールが剥がされてなければ中古で入手したものだとしても限りなく安全に使用する事はできます。
しかし、ヤフオクや中古ギフト券サイトなどから仕入れたEメールタイプやコードタイプのamazonギフト券を「再転売」したものだとしたら…既に色々な人の手に渡っている状態であるのでアマゾンにバレやすいですし、その中で誰かに使われてしまったりという事も無いとは言い切れなくなります。
※カスタマーサービスに問い合わせても、どのアカウントが登録したのかという情報は教えてくれません。
ヤフオクでamazonギフト券を購入しても大丈夫?
ヤフオクでamazonギフト券を転売する事に関しては、ヤフオクの規約違反になりませんがアマゾンの規約違反には該当します。
違法ではないので罪に問われる事はありませんが、ギフト券のロックや無効化の恐れがあるので手放しで大丈夫とは言えないのは確かです。
因みに実はメルカリでも初期の段階ではamazonギフト券の取引は行われていました。
しかし、ユーザー数が多くなるにつれ犯罪防止の一環として金券類・宿泊券などの出品を軒並み禁止と規約の変更をしたのです。
悪質な取引が増えてNewsに取り上げられるデメリットを考慮しての対策というわけです。
なので、amazonギフト券の中古売買をサイト上で行うかどうかは結局のところ会社側の方針第という事になるので、ヤフオクでは未だにamazonギフト券などの取引が行われているという事になっています。
今後ヤフオクがamazonギフト券の出品に規制をかけるかどうかは分かりませんが、少なからず出品者側や購入者側にメリットがあるのは事実です。
それをデメリットと天秤にかけた上でそれぞれ判断していただけたらと思います。
ヤフオクでのAmazonギフト券売買まとめ
住まいに関係する生活用品から事務用品、家電、ゲームなど何でも出品されているヤフオク。
落札の際も他の人が落札金額を更新したらスマホへすぐに通知してくれるので競り合いも白熱します。
そんなヤフオクではAmazonギフト券の出品がされています。
安く手に入るという最大のメリットと、それに張り合う程のデメリット(心配点)などもあるのでしっかりと考慮しておきましょう。