Amazonギフト券をAmazon Payにて使用する方法を解説していきます。
一昔前まではクレジットカードのみとなっていたアマゾンペイの支払い方法ですが、今ではギフト券の残高が利用できるようになっているという事をご存知でしょうか。
これによりギフト券の使い道がアマゾン以外にも及ぶことになって更に便利になりました。
そんな進化したアマゾンペイの詳しい使い方をみていきましょう。
もくじ
Amazon Payとはアマゾン提供の支払いサービス
Amazon Payはアマゾンのアカウントを持っている方であれば誰でも利用できる支払いサービスの事です。
利用するにあたり特別な設定などは必要はなく無料で始められ、いつでも購入者のアカウントを使って注文を行うことができます。
利用できる場面はAmazon Payを導入しているECサイトとなっており、店頭での支払いなどには対応していません。
ネットのみで利用できるものなので、Pay Payや楽天Payなどの一般的なキャッシュレスサービスとは若干性質が異なります。
その中でも最大の特徴が「支払いにギフト券残高が利用できる」という点です。
自身のアマゾンアカウントの残高から支払う形となるので、アマゾンでの使い道がなく余らせてしまっているamazonギフト券などでも活用する事ができるのです。
アマゾンペイで支払いをする際には「クレジットカード」と「ギフト券残高」を使う事ができ、両方設定している場合はギフト残高が優先的に使われます。
アマゾン経由でログインできるのでサイトごとに新規会員登録をする必要がなく、支払いに使うカード情報や住所などもアマゾンから自動的に反映されるので入力の手間がなくスムーズで安全なネットショッピングができるのです。
Amazon Payが使えるサイト
Amazon Payが使える事業者・企業は現在も増え続けています。
公式サイトからアマゾンペイを導入しているECサイトを簡単に調べることができ、その中から際にギフト券払いが可能なサイトの絞り込みが可能です。
サイトにアクセスしたらAmazon Payが使えるECサイトの「カテゴリで絞り込む」から興味のあるジャンルを選択します。
- すべて
- ふるさと納税
- 出前デリバリー
- メディア（ゲーム、電子コミック、デジタルコンテンツ）
- イベント、映画チケット
- 健康、美容
- 食品、飲料
- アパレル、シューズ
- ギフト
- スポーツ、アウトドア
- PC家電
- 旅行関連予約サイト
- その他
今回は例として「メディア」のカテゴリを選択します。すると指定したカテゴリのサイト名が一覧で表示されます。
見てもらえると分かる通り、「Amazonギフト券で決済」にチェックがついていないサイトはAmazon Payは使えるがギフト券払いができません。
よってそのようなサイトに限ってはクレジットカードのみが設定できるというという事になります。
ギフト券が使えるサイトのみを絞り込みたい場合は「Amazonギフト券を利用可」にチェックをいれます。
すると、ギフト券で決済ができるECサイトのみが表示されるようになり見やすくなります。
なお、こちらの公式サイトでは現在では169店舗以上のサイトが掲載されていますが全てのAmazon Pay対応サイトが網羅されている訳ではないようです。
したがって実際はもっと沢山のECサイトにて利用できるという事です。
ただでさえアマゾンで購入できる商品数は世界最大と言われているのに、それ以外の用途でも使えるようになっているamazonギフト券は更に使い勝手が良くなってきているのです。
※因みにアマゾンポイントはAmazon Payの支払いに使用する事はできません。
Amazon Payの使い方・チャージ方法
まずは事前にアマゾンにてクレジットカード支払い設定・ギフト券のチャージなどを行っていきます。
どちらの場合も共通の「アカウントサービス」という項目から設定を初めていきます。
※アプリからは下メニューからアカウントサービスという項目があります。
それでは詳しく確認していきましょう。
クレジットカードの設定
アマゾンペイの支払い時にクレジットカードを使いたい場合の設定手順をみてみましょう。
アマゾンで一度でもクレジットカードでの支払いをした事がある場合、カード情報は既に登録済なので特に設定は必要ありません。
初めての方は「アカウントサービス」の「お客様の支払い方法」を選択。
「お支払い方法」からカード&アカウントの欄にある「支払い方法の追加」を選択。
「クレジットカードまたはデビットカードを追加」を選択。
お手持ちのカード情報を入力して「カードを追加」にて新規カード登録が完了です。
Amazonギフト券のチャージ
アマゾンペイの支払い時にギフト券を使いたい場合は事前に自身のアカウント残高に登録（チャージ）しておく必要があります。
購入したamazonギフト券がチャージタイプの場合は支払い時に自動的に残高チャージされているので登録の必要はありません。
「アカウントサービス」から「Amazonギフト券」を選択。
「Amazonギフト券を登録する」を選択。
こちらにお手持ちのギフト券の番号を入力して「アカウントに登録する」を選択。
正しくギフト券が認識されたらアカウント残高にギフト券がチャージされます。
Amazon Payにギフト券が反映されない原因
いざ利用しようとしても、Amazon Payにギフト券払いが反映されないという場合には一体どのような原因が考えられるでしょうか。
ギフト券をチャージしていない
大前提としてamazonギフト券はそのギフト券単体で使うものではなく、アカウントにチャージした残高から利用するという仕組みになっています。
したがって、購入した状態のままではアマゾンでのお買い物などに使う事ができずAmazon Payに関しても同様です。
購入した・手に入れたギフト券は使用する前には必ずチャージを行いましょう。
ギフト券払い非対応のECサイトである
Amazon Payに対応しているECサイトの全てがギフト券払いに対応しているというわけではありません。
場合によってはクレジットカードのみとしているサイトも結構あります。
残念ながら他のECサイトやアマゾン内で他の使い道を考えましょう。
ギフト券が正しく登録されていない
amazonギフト券が正しくアカウントにチャージされていない場合は当然ながらギフト券残高には加算されていませんので使う事ができません。
ギフト券の登録エラーが起きる原因としては以下のようなパターンが考えられます。
- ギフトコードの入力間違い
- 有効化されていないギフト券
- ギフト券のエラー
- ロックされたギフト券
ギフトコードは英数字から構成されているので見間違いや打ち間違いが起きやすいです。そういった人為的ミスを防ぐには登録の際に手入力の必要がないEメールタイプやチャージタイプを購入するのが良いでしょう。
コンビニ等で販売されているamazonギフト券はレジにて有効して初めて使用できる状態になります。レジを通していても万が一、有効されていない場合も想定して購入時には必ずレシートを貰うようにして有事の際に対応できるようにしておきましょう。
同様にアマゾン側のシステム的なトラブルで購入したギフト券がエラーとなってしまう場合、このケースではアマゾンのヘルプからカスタマーサービスに問い合わせる事になるでしょう。公式に購入したものであれば保証の対象となる可能性があります。
逆に中古にて購入したamazonギフト券に関してはアマゾン側が意図的に利用をさせない為に該当するギフト券にロックをかける事があり、その場合は保証対象外です。
コンビニのアマギフでAmazon Payは利用可能？
amazonギフト券はアマゾンのショッピングサイト以外にもコンビニ等の店頭で販売されており手に入れる事ができます。
そのようなamazonギフト券に関しても問題なくAmazon Payで利用する事ができます。
amazonギフト券には数多くの種類（タイプ）がありますが、どれを選んだとしても「アマゾンのアカウントに登録した残高にて使用する」という使い方は変わりません。
タイプ別に残高が分かれる事もなく１つの残高にまとめて管理されます。
ただし、有効期限に関しては登録後もそれぞれ個別に適用されているという性質があり、ギフト券を使用した際は最も古いものから順番に使用されていきます。
amazonギフト券の有効期限は購入日（発行日）から数えて10年間です。
有効期限切れを防ぐために定期的に確認していきましょう。
Amazon Payのギフト券払い利用でアマギフ還元
Amazon Payの支払い方法には「クレジットカード」と「ギフト券残高」があるというのは説明しましたが、その際に「ギフト券残高」にてい支払う事で利用分の0.5％が還元されます。
しかも付与されるのはアマゾンポイントではなく「amazonギフト券による還元」なので、還元されたamazonギフト券を再度Amazon Payにて使用することなども可能です。
還元は毎月中旬ごろに行われ、その際はアマゾンから「Amazon PayからAmazonギフト券が届きました！」というタイトルのメールにて配信されます。
還元分のamazonギフト券は自動的に残高に加算されているので得に登録などをする必要はありません。
このキャンペーンは利用者全員が対象となっており、何回利用しても適用されます。
Amazon PayのAmazonギフト券払い！まとめ
まだまだ一般的には知名度が低い印象があるAmazon Payですが、amazonギフト券が使えるという事で今後日本でもさらに認知度は上がっていくのは間違いありません。
デジタルギフト券とは基本的に発行している企業が提供しているデジタルコンテンツなどの支払いに利用するものが多いですが、日用品や食料品・家電や生活雑貨などが購入できるのはamazonギフト券だけの最大の特徴です。
そこから更にアマゾン以外でのECサイトで使えるようになっているので今後もamazonギフト券は非常に金額的な価値のある「限りなく現金に近いもの」として重宝されるのは間違いありません。
これまでの「アマゾンユーザー向け」という印象を大きく覆すamazonギフト券はプレゼントにも喜ばれます。