アップルギフトカードは幾つかのサブスクの支払いに利用する事ができます。
定額サービスという性質上、クレジットカードしか利用できないようなイメージもありますがApple IDアカウント払いが利用できればその残高からサブスク料金の支払いが可能です。
では具体的に一体どのようなサービスに使えるのか、その際の注意点などに関しても解説していきます。
もくじ
アップルギフトカードで利用可能なサブスクサービス
それでは冒頭から結論として、アップルギフトカードで支払いができるアップルのサブスクリプションサービスは以下のようなものとなります。
- Apple Music
- Apple TV+
- Apple Arcade
- iCloudストレージ
- Apple One
それぞれ簡単にサービス内容などを見ていきましょう。
Apple Music
Appleが提供している音楽サブスクリプションサービスです。
兼ねてから「iTunes」にて音楽のデジタル販売を行っていただけあって信頼性や安定感があります。
スマホやパソコンなど、アップル製品を日々利用しているという方はApple Musicの洗練されたユーザーインターフェースによる使用感において他社の音楽サービスよりも優位性を感じるという方も多いでしょう。
配信曲数も申し分なく、限定配信の音楽や動画などもあります。
そんなApple Musicの段はプランごとに設定されています。
・個人プラン/月額1,080円
・ファミリープラン/月額1,680円
・学生プラン/月額580円
・Voiceプラン/月額480円
※ファミリープランは最大6人まで使用できるプラン
※学生プランは大学生、専門学生高等専門学生、短期大学生が対象
※「Voiceプラン」とはSiriによる音声操作でのプラン
Apple TV+
Apple TV+はアップルのオリジナルの映像作品が観られる定額制ビデオ・オン・デマンド・サービスです。
一般的な動画サブスクリプションサービスでは有名な映画やアニメ・ドラマなどが配信されていますので、どれに加入しても似たり寄ったりなものではあります。
しかしApple TV+では全ての作品が「Apple TV+オリジナル」なので、他社では絶対に見る事ができません。
クオリティに関しても非常に高いので、一味違う作品も楽しみたいという動画好きにもお勧め。
料金は7日間の無料体験の終了後、月額900円となります。
Apple Arcade
iPhone、iPad、Mac、そしてApple TVなどで遊ぶことができるオリジナルゲームのサブスクサービス。
App Storeでには無料以外にも有料のアプリゲームがありますが、何本も購入すると意外とコストがかかります。
他にも、いざダウンロード「すぐに飽きてしまった」「創造と違った」などの理由で無駄にしてしまう可能性も。
Apple Arcadeに加入すれば対象のゲームが全て遊び放題なので、様々なジャンルのゲームを手広くプレイする事ができます。
料金は、一カ月の無料期間を経て月額600円となります。
iCloudストレージ
写真や動画、電話帳、メモなどの大切なデータはiCloudに保存しておけば、いざ端末を紛失したり故障に見舞われてもバックアップから復元できるので安全です。
iCloudにサインアップしたユーザーに対しては5GBまでのストレージが無料で提供されていますが、要領を超えてしまうと以降の保存ができなくなってしまいます。
そんな時は追加ストレージを購入しましょう。
料金プランは3種類あります。
別途、物理的なHDDやSSDなどの記憶デバイスに定期的にデータ移行するのと違って自動的にバックアップできるので非常に手軽ですし壊れてデータを失う危険性もありません。
・50GBまで/月額130円
・200GBまで/400円
・2TBまで/1,300円
Apple One
これまで紹介してきた「Apple Music」「Apple TV+」「Apple Arcade」
「iCloudストレージ」の4つのサービスを1つにしたのがApple Oneです。
4つの全てのサービスを個別に契約するよりも圧倒的にお得な料金となっております。
・個人プラン/1,200円(iClounストレージ50GBつき)
・ファミリープラン/1,980円(iClounストレージ200GBつき)
基本的に、「Apple Music」と「それ以外のサービス」の2つ以上を利用するのであればApple Oneに加入した方が安上がりとなります。
アップルギフトカードでサブスクを支払う方法
サブスクは定額サービスなので、決められた周期で料金の請求が行われます。
その都度、設定した支払い方法から自動的に決済となるのでアップルギフトカードの場合は引き落としとなる残高に事前にチャージしておく必要があります。
チャージ方法は以下のようなものがあります。
チャージ方法 | 手順 |
---|---|
iPhone・iPad | App Storeアプリから「ユーザーアイコン」>「アカウントにチャージ」 |
Windows | iTunes for Windowsから「アカウント」>「コードを使う」 |
Mac | サイドバーの「ユーザー名」を選択して「アカウント設定」>「チャージ」 |
それぞれの流れからアップルギフトカードの登録ページを表示させて、お手持ちのコード(PIN)を入力してアカウントに適用させて下さい。
以上でコチラ側の作業は完了となりますので、後は各サブスクの更新日になったら自動的にアップルギフトカード残高から料金が支払われます。
クレカ・キャリア決済の設定時は要注意
自身のAppleアカウントの支払い設定で「クレジットカード払い」または「携帯キャリア決済」を行っている方もいると思います。
その状態でアップルギフトカードも残高として存在している場合は「アップルギフトカードが優先的に使用」されます。
なので、ギフト残高がまだある状態で「今回はクレジットカードから支払う」というのは不可という訳なのです。
サブスク料金に対してギフト残高が足りないという場合は、残りの金額がクレジットカードまたはキャリア決済にて補填されます。
このような仕様となっているので、仮にアップルギフトカードの残高が全てなくなっても他の支払い方法が設定されている限りは毎月支払いが行われてしまう点に注意が必要です。
支払い設定の確認手順
iPhoneからは「設定」アプリを起動させます。
上部の「ユーザー名」を選択。
「お支払いと配送先」を選択。
こちらから現在の支払い設定を確認する事ができます。画面では「Apple ID(ギフト券払い)」に加えて「キャリア決済」が設定されています。
このままではギフト券が無くなった際に自動的にキャリア決済にて支払いが毎月行われてしまうので、やめたい場合は「お支払方法の削除」から解除を行いましょう。
なお、ギフト券が優先的に使われるのはApple ID払いを使った全ての購入に共通しています。
※アプリの購入・ゲーム内課金・音楽や映画、電子書籍のダウンロード購入など
アップルギフトカードでサブスク支払い!まとめ
アップルギフトカードでは「アップルデバイス」や「デジタルコンテンツ」の支払いができるだけでなく、サブスクリプションの月額料金にも使う事ができるというお話でした。
既に何かしらのサブスクサービスに加入している場合でも、今からApple IDアカウントにギフト券をチャージしておけば次回の更新日に自動的に利用されます。
なので「こないだチャージしたアップルギフトカードが無くなっている?!」と思った場合は実はサブスクに使われていた…なんて事も起こり得ます。
今現在の状況では、クレジットカードや携帯決済を優先して使う事ができない仕様となっているので覚えておきましょう。
【関連記事】
Appleギフトカード買取おすすめランキングTOP50【202…
Appleギフトカードおすすめ買取サイト50社をランキング形式で紹介。2024年10月最新の換金率・買取スピードがわかります。