ビジネス向け交流サイト「リンクトイン(ログインにはメンバー登録が必要)」では2016年2月から1年間にわたり同サイト上で求職者の行動データを集め、米国の求職者における人気の企業50社をランク付けした。まずはそのうちのトップ10社を紹介したいと思います。
1位 | アルファベット(IT・サービス、7万2000人) |
2位 | アマゾン(インターネット・オンライン小売、34万1400人) |
3位 | フェイスブック(ソーシャルネットワーク、1万7000人) |
4位 | セールスフォース(インターネット・クラウドサービス、2万5000人) |
5位 | ウーバー(インターネット・交通サービス、1万2000人) |
6位 | テスラ(自動車、3万人) |
7位 | アップル(家庭用電化製品、11万人) |
8位 | タイムワーナー(エンタメ、2万5000人) |
9位 | ウォルト・ディズニー・カンパニー(エンタメ、19万5000人) |
10位 | コムキャストNBCユニバーサル(メディアプロダクション、16万人) |
見出し
では、さっそくランキングを見ていきましょう
上記の表にもありますように最も人気のあった企業は、googleの持ち株会社アルファベットでした。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を構え、約7万2000人の従業員を抱える。福利厚生と職場環境が素晴らしいと評判ですが、採用面接で難問奇問が聞かれることでも知られます。
第2位には、amazonが輝きました。ネット小売・クラウドコンピューティング大手として堂々のランクインです。倹約を自社の成長に繋げてきたamazonですので福利厚生と職場環境ではgoogleに引けをとってこそいますが、現在34万1400人以上の従業員を抱え、米国内のフルタイム職を今後1年半で10万人増やす計画があるなどその勢いは止まりません。
その後も、第3位のフェイスブックに第7位のアップル、第9位にはウォルト・ディズニー・カンパニーと世界的に有名な企業が名を列ねます。本題の転職の話に戻しますがamazonのように、たとえ職場環境の問題が批判されてきた企業であっても、人気企業で働けば履歴書に箔が付きます。アルファベット、セールスフォースのような現代的かつ名高い企業で働いた経験があると言えれば、面接では魅力的な人材に映ります。このような有名ブランド企業間では常に従業員が循環していることを皆様はご存じでしたか?
そのため、まずはランキング内のいずれかのトップ企業に入社すれば、次もトップ企業に転職できる可能性が高まります。googleに入社したければ、まずはフェイスブックやウォルト・ディズニー・カンパニーに入社して経験を積みます。そうすれば評判も輝きを増し、最終的に入社を望んでいた会社に転職をする際に強い印象を持ってもらえる可能性はグッと増します。優秀な人材が転職にますます積極的になっているのであれば、トップ企業にとって採用活動は今までにも増して複雑になります。本当に求めている適切な人材の確保のためには、採用ポジションに見合った人材を労働市場から探すのではなく、そうした人材がすでに他社(強豪を含む)で勤務していると想定する必要があります。
これがどういうことかと言いますと、顧客に対して自社ブランドを売り込むように、有名企業も採用候補者に対してもその魅力を強く訴える必要があるのです。イコール、企業も採用候補者も「常に自らを売り込むことが必要」なのです。
amazonジャパンのキャリア採用についても調べてみました
国内のamazonでは求人専門のキャリアサイトが用意されており、ITサポートエンジニア、安全衛生スペシャリストなど各セクションごとに幅広く募集をしています。そして、amazonジャパンでは見事採用となったスタッフを総称して「アマゾニアン」と呼んでいます。先に記述したアマゾニアンのリンクからスタッフさんのメッセージが読めますので是非ご覧になってみてくださいね。
米amazonではいまいちだと言われている福利厚生はどうでしょう?
amazonジャパンの従業員が受けられる主な福利厚生 | |
通勤交通費 | 月5万円まで支給 |
社会保険完備 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
団体生命保険 | 保険料全額会社負担の生命保険 |
定拠出年金 | 拠出金全額会社負担の年金制度(公的年金に加えて受給可能) |
社内公募制度 | amazon内(含海外)のオープンポジションに応募可能 |
社員割引制度 | amazon.co.jpの商品を社員割引価格で購入可能 |
会員制福利厚生プログラム | 様々な福利厚生メニューの中から自分にあったメニューを割引価格で利用可能 |
表彰制度 | Door Desk Awardなど、各種社内表彰 |
イベント | ファミリーデー・花見・クリスマスパーティーなどのイベント |
特に際立っているのが表の赤文字部分です。なんと、今回のブログのメインテーマである米amazonへの転職にエントリーが出来るのです!!それでなくとも、amazon.co.jpの商品を社割で買えるだけでも充分な福利厚生だと筆者は思うのですが、皆様はいかがでしょうか?
Every day is still Day One
amazonは1995年、小さなオフィスで産声を上げました。
world wide webの限りない可能性を信じた創業者兼CEO、ジェフ・ベゾス(Jeffrey P. Bezos)が、ゼロから立ち上げました。
当時「インターネット専門の小売店」が成功すると思っていた人など稀であった中での、極めてアグレッシブなチャレンジだったと言えます。amazonでは、毎日が常に「Day One」であると考えています。
最初の一歩を踏み出す日。新たな挑戦を心待ちにする日。そして今日が、皆様にとっての「Day One」です。
素晴らしいビジネス拡大に向け、あなたのアイディアが形になり始める日。
毎日が常に「Day One」であることがamazonを支える力となり、刺激となっています。【出展:amazon企業理念より参照】
つい、先日もジェフ・べゾス氏の一代記について記事を書かせていただいたばかりですが、米amazonだけでなく日本のamazonジャパンでもその意志はしっかりと受け継がれているのですね。
表にもありますようにamazonジャパンの売上高は円ベースでついに1兆円を突破しました。
2月10日に米amazonが公表した「Annual report」によると、amazonジャパンの2016年(2016年1~12月)における売上高(ドルベース)は約108億(107億9700万ドル)で、前期比より30.6%増の驚異的な伸び率を記録しています。この統計からも、国内での転職においてもamazonは大変に魅力的な企業と言えるのではないでしょうか。
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