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【ガチで顧客至上主義を貫いた結果】Amazonは顧客以外には超絶冷酷?

はじめに

※2018年3月17日追記

購入したものがその日に届き、いろいろな楽曲、動画が見放題、
書籍だけにとどまらず、生鮮食品、電子マネー、事業者向けの短期融資、音声アシスタント、写真保存用のクラウド、果ては石像?
までなんでも揃えるAmazon・・・
最近では、自社の配送網、銀行、健康保険ともはややりたい放題。

Amazonを使う側からすると至れり尽くせりに思えることでしょう。

しかし、Amazonは顧客以外に対して、とことん冷徹な一面も併せ持っているようです。
現在の「顧客第一至上主義」はそんなAmazonからの無茶振りに
耐えぬいた従業員や取引先たちの
の上に成り立っているともいえるかもしれません。

今回はそんな「鬼の所業?」も辞さないAmazonのを調べてみました。

怖いな~怖いな~

本社勤務

2016年に米国のAmazon本社で従業員の飛び降り自殺未遂が置きています。
日本ですと電通の事件が記憶に新しいのですが、Amazonも
飛び降りしてしまいたいくらいには、ストレスフルな職場環境ということなんでしょうか?

「PIP(業績改善計画)」という業績のよくない従業員を再教育するシステムや

14の信条をもつリーダーシップ理念のいくつかが労働環境に悪影響を与える可能性があると
元Amazon社員が語っています。

また、同僚同士で批判し合うこともあるようで、職場の人間関係を重んじるタイプの従業員には
さぞかしつらいのではないでしょうか?

しかし、このシステムや企業理念のおかげでEコマースのトップを走り続けることができているのも
また事実です。

リーダシップ理念を忠実に守って遂行したからこそ顧客の満足度を最高値で得られたと考える
従業員もいるので、どちらが悪いとは一概には言えないでしょう。

配送ドライバー

海外の例を挙げると
イギリスのAmazonの配達員は1日の配達ノルマが200個も課されており、1日11時間以上かけてこのノルマをこなしているそうです。
Amazon.ukは自社で開発した専用のナビを支給して、配達員の負担を減らそうとはしていますが、いかんせん専用ナビが
交通渋滞や、天候状況を加味していないため、結局配達ノルマの達成は普通に行っていては無理な状況みたいです。

昼食を取る時間はおろか、早くノルマを達成したいがために、法定速度を破らざるを得なかったり
ペットボトルを持ち込んで用をたしている配達員もいるとかいないとか・・・

日本でも、佐川は完全にAmazonから撤退。、ヤマトは「当日配送」から撤退。
理由は宅配個数の増加による人員不足、Amazonの「お急ぎ便」等による配達員の長時間労働、
送料の値上げ交渉の失敗、などでした。

しかし、佐川とヤマトの撤退に関して
Amazonは各国で着々と自社の配送を浸透させているので、Amazonの配送からその国の
主要な宅配業者が撤退しても長期的に見れば得だと考えているふしがあります。

いきなりその国の宅配業者を押しのけて、自社の配送網を確立するより
各国の大手宅配業者へまずは任せて、データを収集、最終的に自らギブアップさせて
ゆっくり自社の配送に切り替えていく・・・そんな戦略なのかもしれません。あくまで想像ですが

実際に生鮮食品を配送する「Amazon Fresh」
はAmazonが自社で配達をしています。

倉庫作業従事者

労働環境

時間厳守」という絶対的なルールがあり、特に遅刻の処罰は重いものだそうです。

経費削減のためか冷暖房もあまり効いていない模様。

食事休憩は29分59秒で設定されていて
そのうちにトイレ休憩、セキュリティチェックのゲート通過時間も含まれています。
1秒でも遅れたらマイナスポイント・・・

倉庫内ルール7箇条

こちらの7箇条、お手つき6回で解雇になってしまうとのこと・・・

1、遅刻は許すまじ

Amazonは遅刻の言い訳は全く受け付けてくれません。
30分で0.5ポイント、1時間で1ポイント、無断欠勤は3ポイント
6ポイント溜まったらおめでとう。アナタはクビです・・・

2、私語は慎んでいく

作業者同士のやりとりも監視されています。
私語厳禁とまではいかないものの、作業に必要ない私語が多ければ
仲のよい同僚と離れ離れになってしまいます
これも作業効率をあげるためでしょうか?

3、病気になってはいけない

病気が原因で作業効率が遅れることを嫌います。
鋼の肉体を準備して挑まなくてはなりません。
また、契約時に持病がある場合申告しなければ後々発覚したらクビになってしまうかも?

4、スピードが命

作業員の業務は逐一追跡されていて、作業に送れが生じると
呼び出され「カウンセリング」されてしまいます・・・

5、テープや、包装紙などの使いすぎは×

こちらもフロア監督にチェックされています。
倹約」を心がけなくてはなりません。

6、作業中の飲料は水のみ

本当に水なのか証明するために透明な容器にいれなければなりません。
コーヒー、紅茶、その他清涼飲料水はアウトです。

7、口紅、時計禁止

Amazonで取り扱っている商品の窃盗防止が目的かと思われます。

季節労働者

Amazonは定期的にいろいろなセール(タイムセール、ブラックデー、クリスマス等)を行っており、
その際倉庫でのピッキング、出荷作業はおそらくとんでもないことになっていることでしょう。

そこで労働力確保のために「ホームレス」を募集。
Amazonは労働力を、ホームレスは仕事を得られるWin-Winなプロジェクトのはずだったのですが・・・

季節労働者のため期間後は解雇されてしまうので
ホームレスのひとたちは結局家を借りることはできなかったようです。

ベースコープ

アマゾンジャパンが、「協力金」という名目で、マーケットプレイスを利用しているメーカーに
商品の販売額の1%~5%を支払うように要求しています。

この要求を断るメーカーもいれば、受け入れるメーカーもいるようで、
「断れば、悪条件の上での取引となるか、そもそも取引自体がなくなる可能性がある。」
「ほかの取引先に協力金をはらっていないので公平性を保つために断った。」
など今の所どちらとも言えない状況。

あまりにいじめすぎると、マーケットプレイスを利用している事業者に
そっぽを向かれて、結果的にマイナスとなってしまうため、生かさず殺さずのラインで
Amazonにうまく調整されてしまいそうな気もしますが・・・

このベスコープ、独占禁止法の「優越的地位の濫用」にはあたらないのでしょうか?
しばし動向を静観しているしかなさそうです。

※追記
2018年3月15日、公正取引委員会がアマゾンジャパン合同会社に
独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を実施。優越的地位の乱用にあたるかどうかが検査の焦点となりました。

NHKによれば、協力金を支払わなければ、取引を停止させると強要していたみたいです。

うーん。恐ろしい・・・

カスケード

他社に対する競争意識を利用して、Amazonにとって有利な取引を事業者、メーカーから引き出していく
仕組みです。

例えば、A社とB社という書籍の卸業者(取次)があったとして、Amazonからみた仕入先である取次会社
双方に様々な条件を出して競争させる。

A社とB社のうち
最もよい条件の会社から順位付け、トップの会社から購買リストが周り納品率が決まります。

仕入れ価格がカスケードの順位決めのひとつの指針となるのですが、
A社が100円、B社が95円でB社がトップになったとしても
94円を提示するC社が現れればあっさりC社をトップにするのが
Amazon流。

慣習、義理人情、空気を読んでビジネスをしがちな日本企業には衝撃だったかもしれませんが
Amazonとの取引額の規模が巨額となるため、取次会社は
Amazonが提示した条件で首をたてに振るしかなさそうです。

まとめ

Amazonの闇?とも言える部分を紹介してみましたが、実際に内部がどのような職場環境なのかは
働いてみないとわからないことでしょう。

もしも実際の業務内容、環境が
気になる方はまずは倉庫作業従事者の募集に応募してみてはいかがでしょうか?