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【宇宙海賊ベゾス爆誕】

はじめに

2018年
映画「2001年宇宙の旅」は公開から50年、
今は亡きスタンリー・キューブリックのSF映画史に残る名作と名高い1本です。

この映画に登場した人工知能「HAL 9000」(人間を○害してしまう恐ろしいAI)の外観をコピーしたスマートスピーカーを
MASTER REPLICAS GROUPが企画しているそうです。しかも映画の版権持ちワーナーからのお墨付き。

実際の中身は「Amazon Echo」で「ハロー ハル」と呼びかけると実際の映画のようなやりとりが楽しめるプログラムになっていて、
「Alexa」と呼びかけると音声アシスタントが切り替わるようです。(二重人格AI??)

SFファンには垂涎なこの商品は実際に春頃から予約が開始、後は販売を待つだけとなっています。

実はAmazonのCEO(最高経営責任者)ベゾス氏は大の「スタートレックシリーズ」のファンで、
「スタートレック Beyond」にエイリアン役でカメオ出演までしているのです。

ここ最近、金融、保険、生鮮食品、自社配送網の構築など新たな事業への突進が止まらないAmazonですが、
宇宙事業にもベゾス氏自ら私財を投じて「Amazon宇宙便」の実現をもくろんでいます。

地球だけには飽き足らず月をも支配しようというのでしょうか?

今回はAmazonが結構ガチで

宇宙の覇権を握ろうとしていることが伺えるであろう情報を集めてみました。

航空宇宙企業会社を設立してしまった

2009年株式非公開で設立。
その名も
Blue Origin
・・・名前がかっこいいですね。
最終目的は宇宙への輸送コストの低減と、有人宇宙飛行、しかも「誰でも」。

莫大な資金力があるからこそ為せる技ですね。

まずは深海から

2012年
アポロ計画で使用されたロケットエンジンをベゾス氏の探索チームが深海からサルベージ。

発見はほぼ不可能と思われていましたが、ベゾス氏自身が当時アポロ計画に刺激を受けていた事から
エンジン探索への努力は今の世代の子供達への好奇心、科学、発明への興味を刺激できると考えたようです。

そして深海4300mで発見。

一体いくらかかったのでしょう・・・$$$

宇宙事業へ投資し続けた結果

2015年 アメリカ・テキサス州にて

Blue Origin社が
実験用ロケット「New Shepard」の打ち上げに成功しています。
最高速度マッハ3(時速5400km。地球を小一時間で一周。)
到達高度30万7000フィート(約9万3574メートル。地球2.5周分くらい)
勢いそのままに

2015年11月、またしても場所はテキサス。
宇宙旅行用の宇宙船として開発された「New Shepard space vehicle」は打ち上げに成功。
ここまでは前回と同じですが、先端の宇宙船部分がパラシュートを開いてまずは着陸成功。
その後、ロケット部分が高度5000フィート(約1500メートル)でエンジン再点火。そして逆噴射。

なんと打ち上げ時のまま垂直着陸に成功。

ほぼ無傷で着陸成功したロケットは再利用可能とのことで、
ロケットの打ち上げコストを「倹約」することにも成功しています。

2016年 ロボット開発者、宇宙工学者向けのイベント開催

顧客の満足度をあげるために、Amazonは自社にロボット開発チーム「Amazon Robotics」を設けており、
ロボットの開発にかなり力を入れています。

ロボットコンテストや極秘の研究会なども開催しているようです。

カリフォルニア州で行われた研究会は「MARS」といいロボット開発企業やロボット工学者を集めて意見交換をしたと言われています。

参加メンバーが(リシンク・ロボティクス、トヨタ自動車の代表、米国有名大学の研究者など)
豪華過ぎるのでベゾスの宇宙への並々ならぬ情熱が感じられます。

2017年 株売りまくり

保有しているAmazonの株を1000億円分売却、宇宙事業へオールイン。
というより毎年同じくらいの額を投資する模様・・・
しかも
資金さえあれば2020年には「Amazon宇宙便」みたいなものが提供できるとNASAとトランプに提案している。
Blue Moon」という月への輸送船の開発にも着手。

2018年 イグアナおいしい

新たな宇宙食なのでしょうか?テ○フォー○ーズでは蚕を食べていましたが。

3月10日ニューヨークで「Buzz Aldrin Space Exploration Award」を受賞。
これまでのベゾス氏の宇宙事業への貢献が評価されたかたちとなりました。

民間人の宇宙旅行のコストを下げていき、最終的には
テーマパーク気分で宇宙へ旅出来るようにしていきたいと語っていて
母親を養うため以外のお金はすべて投げ売ってもいい的な事も言っていたみたいです。

ライバルの存在

やっぱり互いに切磋琢磨する相手がいないとハジマラないっていうのはありますが
よりによってヤバすぎるライバル「SpaceX」を掘り当ててしまったベゾス氏。

CEOのイーロン・マスク氏(46)は
凡人が100回生まれ変わっても体験できないような鬼ヤバ経歴をもつ”世界最高の起業家”と呼ばれる人です。

南アフリカ共和国で生を受け
10才でプログラミングをマスターし、12才で自作ゲームを数百ドルで販売。
17才で大学入学資格をGETしてアメリカへ移住。両親の援助なしで独立してしまいます。

スタンフォード大学院に進学後2日で退学、Zip2を企業。
メデイア関連会社のオンライン化を援助するソフト開発事業で、およそ300億円で買収されます。
このとき28才、およそ35億円の資産を得ます。

その後PayPal社を創設、1500億円で買収され165億円の資産を得ます。

2002年電気自動車を製造販売『テスラ・モーターズ』と火星への移住を目的とした『SpaceX』を創設。

宇宙開発の分野でベゾス氏と戦うこととなりました。

まとめ

現在、ベゾス氏の個人総資産は13兆円程度と言われています。
有人飛行とは別に2020年の打ち上げを目標に人工衛星用の大型のロケット「ニュー・グレン」
の開発も進めています。
まだ開発段階で運用されていないにも関わらず、
すでに何企業から打ち上げの受注を取り付けていることから期待の高さが伺えます。

ライバル筆頭のイーロン・マスク氏は「火星への移住」が主な目的で
今後、超巨大ロケットと宇宙船を開発し、40年~100年かけて太陽系の様々な星への移住、
100万人規模の巨大都市を作り上げるというまさにSF映画のような構想。

一方のベゾス氏は「Amazon月まで便」で
2020年代には月へ定期的にいろいろなものを運搬出来るようして
ゆくゆくは月に人類が永住出来るようにするという構想を掲げています。

微妙に方向性は違いますがお互い宇宙進出をかけて戦い、
資金面、技術面での多くの問題を解決したあかつきには

本当に人類が地球以外の星に住むこともそう遠くない未来に実現するかもしれません。

DREAMS COME TRUE!!