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スマートスピーカー戦国時代の幕開け~Google vs Amazonの仁義なき戦い~

はじめに

皆さん、もう買いましたか?スマートスピーカー!
一度こちらのブログでも「Amazon Echo」を紹介させていただきましたが、まさに未来の発明品といった様相でしたね。
実はこのスマートスピーカーAmazon以外の大手有名メーカー制のものも発売されているのですよ。

現在は広告機能がついていないものばかりで購入後のマネタイズがしにくい状況ですが、なにかしらのブレイクスルーが起きて、
不自然でない広告をスマートスピーカーから流せるようになったとき
シェアの何割をもっているかがかなり重要になってくることは明白です。

特にAmazonのCEOベゾス氏ははこのスマートスピーカーに力を入れているようですが
それに待ったをかけたのが「LINE」「Google」「Apple」。
まさに群雄割拠ですね。

スマートスピーカーとは?

人工知能(AI)を搭載した音声操作アシスタント機能と無線通信接続機能を持ったスピーカーのことです。

インターネットに対応している最新のいわゆる「スマート家電」があれば電気のON/OFF
お風呂の湯沸かし、エアコンの温度設定、などが「音声」のみで操作出来るようになります。
Future is coming !!!

2017年の調査でアメリカでのシェア率は
Amazon Echo 70%
Google Home 24%
その他    6%

Amazonの圧倒的勝利。

日本国内でのスマートスピーカーの所有率は2.5%程度。
スマートスピーカー後進国といえるでしょうが、今後スマートスピーカーを購入したいと思う人は15%。
まだまだ伸びしろのあるジャンルですね。

いろんなスマートスピーカー達

Amazon

海外のスマートスピーカー市場で圧倒的シェア率を誇る
人工知能「Alexa(アレクサ)」を搭載した「Amazon Echo」

2014年から販売開始しており、海外市場では「元祖」スマートスピーカーの名を欲しいままにしています。

LINE、Googleからは遅れての日本への参加となりますが後述の「スキル」が便利すぎて
既に他社のスマートスピーカーから1馬身以上のリードをとっています。

言わずと知れた自社の超巨大ECサイトと連携しているので商品の注文は非常にシームレスかつ早い。
Alexaに「○○を注文」と言うだけでAmazon内の商品を検索し、Alexaが商品情報を読み上げてくれる。

「購入しますか?」という質問にユーザーが回答すると」そのまま決済まで進める。

しかし一番の目玉はやはり「スキル」でしょう。
提携したパートナー企業のサービスを呼び出し、利用ができるのです。

スマートホーム対応機器であれば電気や家電のコントロールを、タクシーの手配や
銀行口座の管理なども「Alexa○○して!」で解決出来るようになるとのこと。

凄すぎない???

提携パートナーは100社以上、スキルの種類は265
まだまだ増えていくことでしょう。

価格は11980円

Google

「Google Home」

音声アシスタント「Googleアシスタント」を搭載したスマートスピーカー
検索エンジンに命懸けで取り組んできたGoogleらしく検索機能は他社製のスマートスピーカーより優れているようです。
Googleマップの経路検索、の精度もかなり高いレベルの模様。

最大6人の声を聞き分ける機能「ボイスマッチ」
6人それぞれの声に本人のGoogleアカウントを紐付け、カレンダーの確認、管理もカンタン。
本人以外の声には反応しないのでプライバシーの保護もバッチリ?

日本語の発音についてはまだまだ開発途上ですが日々使い勝手の向上に努めているようで期待もできそうです。

TSUTAYAの一部店舗ではレンタル(800円)もしているとのことなので
一度試してみて購入するかどうか選べるのもかなりNICE!

価格は15120円

Apple

音声アシスタント界のアイドル?「Sir」たんが搭載されています。
正直なところ国内での発売はまだまだ先であることが予想されるため、謎が多いです。

音質とApple Musicとの連携に力をいれているらしく、アーティストなどの固有名詞に強く、
サブウーファーが組み込まれたスピーカーの性能も良さそうなので音楽好きの人には買いなのかもしれません。

Appleのお家芸「ミニマリスト的なデザイン」が意識高い系の大学生やビジネスマンにウケる事でしょう。

セットアップは超カンタン。iPhoneをHomePadに近づけるだけ、後は「ホーム」のアプリで詳細を設定していく。

但し値段が他のスマートスピーカーのおよそ2倍程度、流石「Apple」。強気です。

価格は349米ドル(日本円で38000円くらい?)

LINE

日本で一番はやく発売されたスマートスピーカーが「Clova WAVE」
「LINE」自体が既に生活の一部に溶け込んでいるので連携機能が豊富にあることは
嬉しいところです。

「Clova」は日本語の発音がスマートスピーカーの中でもかなり良いとのことで
ニュースやLINEのやり取りの朗読に向いているでしょう。

但し、内蔵のマイクの集音性能があまりよろしくないみたいなので
スマートスピーカーの一番のウリでもある人間の声による「音声コマンド」
の入力にストレスを感じてしまうのは如何な物か・・・

そのうえ、他社よりも機能の追加が「LINE」アプリに関係するものばかりというのも気になります。
GoogleやAmazonはいちはやく外部アプリケーションとの重要さに気づきパートナー企業との連携
に力をいれています。

将来的には「LINE」も外部のアプリケーションへ対応させる方針のようですが
現状は2歩も3歩も出遅れている感がハンパないです。

価格は14000円

仁義なき戦い

Google vs Amazon

2017年スマートスピーカーのナンバーワンシェア率を誇るAmazonですが
実はライバル製品の販売をAmazon内で行っていません。
この措置はスマートスピーカー覇権争いに於いては重要な戦略なのでしょう。

例えば「Google Chromecast」は販売ページこそ存在するものの
「Currently unavailable. 」(現在お取り扱いできません。)とのこと。

クリティカルなライバル製品である「Google Home」に関しては販売ページすら存在しません。

「Apple TV」はAmazon Prime Videoが利用できるプロダクトとして
まぁ受け入れましょう、ということでかろうじて販売されています。

ベゾス氏が徹底的にやりすぎた結果

GoogleはAmazonのデバイス(Fire TVやEcho)
でのYouTubeサービスの提供を一時的に中止

Googleが買収した
スマートホームデバイスメーカー「Nest」の最新商品はAmazonからパージされ
それをきっかけに「Nest」はAmazonで販売されている商品”すべて”を撤退。

ユーザーの利益」は完全に無視してバチバチ火花が散っております。

Google と Amazon、の対立構造はかつて日本にもあった
「VHS対ベータ」、「DVD対ブルーレイ」、「Play Station対セガサターン」に通ずるものがありますね・・・

まとめ

企業間で、競争、切磋琢磨してよりよいサービスの提供を目指すのはユーザーからすると
とてもありがたいことですが、今回のスマートスピーカーの乱に関してはGoogle、Amazon共に
「ユーザーの利益」を度外視して殴り合っているのでやり過ぎ感がいなめないです。

お互い手を取り合って、さらなる革新的、創造的なサービスを提供してほしいものです。
NO MORE WAR!!