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次の生贄はゾゾタウン?ユニクロ?「next amazoned」 はファッション業界!!

はじめに

ツギノ狩場ハファッションギョウカイダ・・・

黒船Amazonが日本のファッション業界に上陸。
品川に撮影スタジオもオープンしベゾス氏はヤル気満々。

そもそもファッションというカテゴリがECと非常に相性がよく
Amazonの得意分野でもある「ビッグデータ×AI」がクリティカルに
マッチしそうといのも大きいでしょうか?

迎え撃つのは日本アパレル界のTOP「ユニクロ

日本のアパレル系ECサイトを爆速で成長させた「ゾゾタウン

柳井正会長(ファーストリテイリング)とベゾス氏、「スタートトゥデイ」の前澤友作氏
との三つ巴の戦いは避けられない事になるでしょう。

2017年の
研究開発費に2.5兆円もの金額をつぎ込んだAmazon。
もちろん米企業TOPでAppleの約2倍という数字。

アマゾンジャパン合同会社のシャチョさん、ジャスパー・チャン氏も
「今後も日本でのファッションビジネスは重要度高いからガンガン投資継続していくしん。」※意訳
とのこと

その潤沢な資金力と投資に利益ゼンツの企業パワーで
ファッション業界も「amazoned」してしまうのでしょうか?

品川スタジオオープン

2018年3月15日に満を持して品川にオープンしたこの
「Amazon Fashion 東京撮影スタジオ」

アマゾンジャパン、ファッション事業部門の最高責任者、ジェームズ・ピータース氏が語る主な目的は

「オンラインサイトでファッションアイテムを購入する際、
このスタジオで撮影された精度の高い写真、動画によりサイト上にてカラー、サイズ感等を詳細に
確認することが可能になる」
とのこと。

総面積7500平方メートル、スチール撮影室が11、動画撮影用のスタジオが5、編集スタジオが2
ヘアメイクエリアにラウンジ、会議室等充実過ぎる設備。マネーイズパワー・・・

この「Amazon Fashion 東京撮影スタジオ」こと品川スタジオからは
なんと年間100万本以上もの商品画像、動画が生み出されるという・・・

アメリカではすでに2013年に撮影スタジオがブルックリンにオープン、
2015年オープンしたイギリス・ロンドンのスタジオ、2017年9月にインドのデリーでもオープン
世界では4番目の撮影スタジオとなります。

プライム・ワードローブ

キャッチフレーズは「買う前に試着できます

どういうことかと言いますと、興味があるものを注文して
家に届いたものを試着して気に入ったもののみ購入、のこりは返品するというスタイルのサービス。

アパレルの通販業における最大のネックである

  1. 「実際に着てみないとサイズのフィットするかどうかわからない」
  2. 「モデルは似合っているが自分もそうだろうか?」
  3. 「見た目だけで着心地はどうなの?」

といった問題を一撃で取り払おうとしています。

同様のサービスはStitch Fix、Trunk Club、Wantable等が展開していますが
今後プライム・ワードローブがうまく伸びていけばそれらの企業を買収していく可能性もなきにしもあらず
といったところでしょうか?

利用できるのはAmazonプライム会員のみで「招待制」となっているようです。

招待された場合

  1. 大人向け、若しくは子供向けの、「ファッション」カテゴリーから気に入った衣服を3点以上を選択する。
    ※選択した商品は「ワードローブボックス」として配送される。
  2. 届いたら家で試着(期間は7日間)
  3. フィットしない、想像と感じが違った商品は送られてきた「ワードローブボックス」に入れて送り返す(専用ラベルが同梱されている)
  4. 往復送料は無料。

その他ワードローブボックスで送られてきた商品の○個以上購入で○%割引
といった特典もある。
手数料等も一切かからない。

2017年6月にひっそりと発表、開始されていたサービスですが、徐々に規模は
拡大しているとみてよいでしょう。

しかしAmazonからプライム会員向けに一般公開されるという情報は今の所ありません。

「ゾゾタウン」反撃の狼煙

Amazonファッションの特色はユニクロとどん被りのベーシックカジュアルを元にした
プライベートブランド、シューズ、ジュエリーなどの雑貨、小物などをトータルでコーディネートするスタイル。

この戦い方を可能にしているのは「ビッグデータ×AI」

圧倒的強者Amazonに「ゾゾタウン」はどうやって立ち向かっていくのか?

「ゾゾタウン」を運営する「スタートトゥデイ」は2007年の上場以降
右肩上がりに増収、増益を10期連続で達成

CEOの前澤友作氏は41歳と若い。
2017年、会社の時価総額は1兆円を超えました。

ゾゾスーツ

まさにAmazonの「ビッグデータ×AI」に対抗しうる手段ではないでしょうか?
内蔵されているセンサーによって身体のサイズを計測して「ゾゾタウン」へ集められる。
ユーザーはサイトにアクセスした瞬間にフィットする商品を提案されるという仕組み。

ゾゾスーツ自体は無料で送料の200円のみ
発表から10時間でナント23万件の予約があったとも言われ
希望者全員ににまだ行き渡っていないという・・・

ここで重大な気付きが・・・
身体のサイズをデータとして得られるということはすなわち
ユーザーの「健康」に関してのデータと同じではないかということ。

健康、保険や医療の方面などでうまく使えば新事業への協力な武器となる可能性がありますね。

※Amazonも自社の健康保険など、事業を拡大していますね。

おまかせ定期便

ユーザーがアンケートに答えることで好みの商品や、サイズ感、コンプレックス、予算など
個人に向けて最適な商品を5~10店くらい定期的に送られてくるというサービス。

気に入ったものだけ購入し、必要ないものは送り返せば良い。

正直サービス名に全くインパクトがないんですが、やってる事は
プライム・ワードローブと似ていますね。

ユーザーに”おすすめする”という点は違いますが・・・

このサービスの何が凄いかと言いますと
定期便なわけですから「サブスクリプション」ということなんですね~
中々アパレルでは実現しにくいと思いますがやってのけた「スタートトゥデイ」

※サブスクリプションとは
ユーザーがは商品を買い取るのではなく、利用権を借りて利用した期間によって料金を支払う。
「利用分だけ料金を支払う」という意味合いが強いです。

「Netflix」や「Hulu」」みたいな料金体系ですね。

強気のユニクロ

一方で
「ユニクロ」の柳井正氏(ファーストリテイリング)はAmazonで商品を販売はしないと2017年に明言しています。
Amazonで他社の商品と並べられ「ユニクロ」ではなく、「その他大勢」のウチの一つのブランドになってしまうのを避けたいと述べました。
確かにAmazonの技術力、開発スピード、資金力は脅威ですが、
すべての市場を独占出来るはずがない、ファッションに特化することも難しいだろうと考えているようです。

実は「ユニクロ」もAmazonのクラウドサービスを利用しているようなので
バチバチに戦うというよりは、お互いなんとか「共存共栄」していきましょう。
といった姿勢で今は牽制しあっているところでしょうか?

まとめ

Amazonが
新たな狩場で暴れまわる準備は整ってきていると言ってもいいでしょう。
しかしそれに待ったをかける「ゾゾタウン」と「ユニクロ」
この三つ巴が2018年のファッション業界にどのようなバトルが繰り広げられるのか。

生温かく見守っていきましょう!